個人的に中華料理ばかり食べてるからそのことについて分析してみる試みです。
いつも思ってました。
「中華は油も塩分もすんごいし、そこに糖質までガバガバ食べてて何で太らんのだろ？」
と。
ドヤ風味で始まりましたが、不思議だから知りたいじゃあないですか。だからいろいろ調べて分析してみた結果を書き殴り風味でコラムしてみます。
中華料理は合理的だと思ってる
他の料理が劣っているなんて全然思ってないんだけど、中華料理は栄養を効率的に摂るための仕組みがめちゃくちゃ優れてるわけです。
強火でシュッ！て炒めるから肉野菜の栄養価が壊れにくい。肉も魚も野菜も一皿でドカン！と食べられる。忙しい現代人にこそピッタリの料理なんじゃないかなって思います。
食べ合わせがよい
中華って「医食同源」って言葉があるくらい、食材の組み合わせが大事にされてきた歴史があるわけです。我が国JAPANでいえば寿司って殺菌でワサビが使われてたり、やっぱ殺菌で青魚や鰹にはショウガがガッチャンコされてる。魚の臭み消しでもあるけど殺菌作用を狙ってるわけです。
中華料理も同じです。確かに油っぽい料理もあるけど、それを相殺するために食物繊維たっぷりのキクラゲやタケノコが入ってたり、塩気の強い料理にはカリウムが多いニラや白菜が合わせられたり。
これらは塩分や油分を相殺してくれる食材なので、自然とバランスが取れるようになってるわけです。一皿でタンパク質、脂質、糖質が揃いやすいのも中華の便利なところ。
短時間調理で栄養価が壊れにくい
中華料理の一番の長所かもしれない。
高温で一気に加熱するから、食材のうま味や食感をキープしたまま、熱に弱い栄養素の損失を最小限に抑えられるわけです。
青菜を炒めた場合、ゆでるよりもビタミンCが残りやすいとも言われてます。
この「短時間・高熱」調理、栄養的にも合理的なわけです。
お味とかは好みがあるかもけど、栄養価と時短という要素で選ぶなら選択肢に入れていいと思います。
2000年以上変わらないレシピ
水餃子とか基本的な点心のレシピの中には、2000年以上も前からほとんど変わってないものもあります。
つまり、2000年前には人体に対して最適化されてるってことです。和食でも洋食でも、昔からある伝統的な料理は、その時点で最適化されてるからその形のまま百年、千年単位で変わってないわけなので、変にアレンジしないで本来の姿で食べるのが一番バランスが取れてる気がします。
また、水餃子はオイルなし、肉も野菜も消化しやすくミンチやみじん切りにされてて吸収もよいです。中華贔屓するわけじゃないけど理屈で考えると合理的じゃないかなあ？って。
近い文化圏の食事は遺伝子に合っているのかもしれない
人間って、その土地で採れるものを食べて何千年も生き延びてきました。だからこそ、その食事に合わせて体や遺伝子もだんだん適応してきたはずなわけです。つまり、自分が育った文化圏の食事が、一番しっくりくる可能性が高いってことです。
朝パン、昼和食、夜中華…みたいにコロコロ食文化を変えるより、ある程度「ブレない」食生活を続けてたほうが、体調も整いやすい気がするんですよね。日本は飽食だからその生活に慣れちゃってるけど、慣れてるってことは、常識化してるってことは
そこを疑うと解答が出ることもあります。
洋食についての個人的な考え方
ヨーロッパに行ったことはないので、リアルな気候がわかりませんが、日本よりは北にあるし寒いとよく聞きます。
ドカン！と昔の話をしますが中世ヨーロッパとかそれより昔のヨーロッパは今のヨーロッパ人が想像できないレベルで寒かったはずです。
寒い＝活動できない＝食糧確保できる期間も限られてくるってことなので、ベーコンとかソーセージ、チーズのような保存食が発達したんだと思います。
でも保存食って塩分高いですよね。
しかし、塩分の摂取量を相殺するために、野菜やハーブ、スパイスを多用して塩分だけに頼らない味付けを作ったり、乳製品やワインなども全体のバランスを整えてるわけです。おしゃれ気分でワインを飲んだりというよりは、生活必需品だからあれだけワインやビールが発展したわけです。食中酒とかそんな感じですからね。
ヨーロッパの食文化はキリスト教の影響を強く受けてきたりして、非科学的で偏った食習慣が長く続いた時期もありました。現代の視点から見れば健康的な食生活とはかけ離れたものだったかもしれませんが
科学的な世の中になり、知識と技術が発展した延長で、地中海沿岸諸国の食文化はゴリゴリ健康的でバランスが取れていると評価されています。栄養価の高い食事が日常的に摂られています。
その証拠に、スペインが世界で最も平均寿命が長い国の一つであるというデータがありますが、和食でも洋食でも中華でもなんでもいいけど、バランス摂れてる食事をしてれば痩せる体は作れるし、健康体でいられるってことだと思ってます。
最後に
ぶわー！と書き殴ってしまいましたが、中華料理に対しての分析でした。表現はキツイかもですけど、食事のPFCバランス感覚がわからない場合は、和洋食を混ぜるのではなく、どれか1つの食事体系を続けて感覚を養ってみるとよいです😗